2011バレンタイン

北国のバレンタイン
小町(秋田)「ハッピーバレンタイン! 六津(青森)と陸斗(北海道)にもやんべ!」
六津「お、すまねえない」
陸斗「わあ、ウィスキーボンボンだ。ありがとう!」
小町「チョコが薄いから気ぃつけ・・」(ぱきん。二人の握力でチョコが砕ける音)
六津・陸斗(手が酒まみれ)
小町「・・・おらもしてぁこ(少し)薄過ぎるような気がしてただ・・。気にせんでけろ・・」(涙)
沙紀(福島)「おめたづ、せっかくの貰い物に何やっどる!」(ごん)
小町「な、殴る事ねえよ! 沙紀、気持ちは嬉しいけど!」
六津「んだ・・・今のは不可抗力・・」
沙紀「あ゛?」
陸斗「それよりお姉ちゃんもチョコ持ってきてくれたの?」
沙紀「ま、まあ、一応作った・・」
陸斗「わあ、欲しいなあ」
沙紀「ん。あんまりうまぐねっけじょも」
渡されたチョコ『もえふぐすまv』(あかべこ型のチョコに、赤い萌え系メイド服を着た沙紀たんのラミカ入り)
(数時間後)
陸斗「うえええん、お姉ちゃんが・・お姉ちゃんがあ・・・」(号泣)
六津「おなごは男が見てねえ間に変わるもんだ・・・」

関東のバレンタイン
彩(埼玉県)「ふうッ完成!」(50センチほどのチョコレートケーキを作成)葵ちゃんに今日こそ本命と分かってもらうんだから!」
in東◎都庁
葵(東京都)「あ、彩。遅いですよ」
彩「ごめんねーケーキが重くて・・・」
葵「ケーキ? ああ、バレンタインですからね、その巨大な箱は何かと思ってました」
彩「うん・・・。びっくりさせようと思って張り切っちゃった」
葵(後ろの扉を開けて)「皆さーん、彩がケーキを持ってきてくれたので休憩しましょう」
(葵以外の全員の心)(ちげええ! 差し入れじゃねえよ!)
弘明(神奈川)「いや、こんなでかくて美味そうなケーキ持ってきてくれたんだから、葵が独り占めしても良いんじゃね?」
(葵以外の全員の心)「よく言った! よく空気読んだ!」
葵「ははは、私一人で食べたらシュガーハイで死にます。せっかく持ってきてくれたんですから、早く切り分けましょうよ」
皆で食べたケーキは美味しかった。

北陸のバレンタイン
透子(福井県)「・・・・・来たか」(冷たい波が打ち付ける港)
忠秋(熊本県)「・・・・・久しぶり・・・」
透子「前置きはいらないよ。フェアな取引といこう」
忠秋「ふ、男はフェアがいつだって好きさ」
透子「女だってそうだよ。ただ、フェアじゃない状況が多いだけだ。それより、前置きはいらないと言ったはずだ。さあ、例の物を」
忠秋「ああ」(トランクを開くと、九州名産のお菓子にスイーツにチョコレートがぎっしり詰まっている)
透子「OK。キャッシュで支払おう」(コインチョコレート五粒を渡す)
忠秋「ありがとう! 今年こそ頑張る!」
透子「毎年思うんだけど、君はこれでいいのかい?」
忠秋「満足」

東海のバレンタイン
押し寄せる女性達「きゃーー! 受け取って下さいー!」
哲(愛知県)「ああ、こんなに貰ったら・・・照れるでいかんわ」(渋く顔を赤らめて)
女性達「きゃあーーーーー!」(黄色い声)
白川(岐阜県)「相変わらず日本経済の担い手はくそ凄い・・・」
天海(三重県)「あ、白川君にもあげるね」(赤福を渡す)
白川「赤福・・、ありがとう・・・」
天海「あ、哲さんー、ハッピーバレンタイン」
女性達「え、何あの女、赤福? しかも親しげ・・」
哲「(顔を綻ばせて嬉しそうに)ありがとう・・・天海」
天海「うん、赤福好きやり?」
哲「ああ・・・大好物をいつも用意してくれて・・・嬉しいでいかん・・」
白川「周囲の視線が痛い・・・・女怖い・・・」

近畿のバレンタイン
澄江(兵庫)「さあ、うちの輝く日が来ましたよ。と、いう訳で近畿のお兄様方にチョコをプリーズ」
美琴(京都)「へえ、おおきに。これ、僕からの逆チョコどす」(宇治抹茶チョコを渡し)
澄江「く、常に和で対抗してくる美琴さん・・・相変わらずそつがない・・・!」
八重(奈良)「あ、僕からも逆チョコやでー」
澄江「100円のハート形チョコ・・・相変わらずせこい・・・!」
水都(大阪)「すまん・・俺・・何も用意してへんわ・・・」
澄江「そうやと思ってましたよ」
水都「ほな・・・今日はこれで・・・」
澄江「あげないとは言うてません。ほら」
水都「澄江・・・!」(ぱああ)
澄江「うちのチョコレートは日本一やからね、大阪にも普及させんと」(赤面)
美琴「いやー若うおすなあ・・・」
八重「ホンマやねえ。お兄ちゃんらは退散しようか」
澄江「変な気を回さんといて下さい!」

四国のバレンタイン
暁(愛媛)「ふー・・・一日だけでも温くて良かったねえ」
香(香川)「バレンタインの喜びがそれって・・・」
暁「えー、バレンタインだからって僕には何にもないけん」
香「・・・可哀想」(ぼそ)
暁「えー、僕は今でも寂しくないよ?」
香「それの言い方が可哀想な篤(広島)さん・・・」
暁「え? そういえば篤さんが朝から来てくれてさー、何か甘いもの食べたいって言ってたんよ。珍しい」
香「あげたん!?」
暁「伊予かんがシーズンだからいっぱい持って帰って貰った。合格祈願に使うって」(ぽやー)
香「可哀想・・・」
暁「え? 何が?」

中国のバレンタイン
ホオズキ(島根)「ゆらゆらシャンヨウラン♪」
卯月(鳥取)「あら、ホオズキお兄様、何をお歌いに?」
ホオズキ「中国の別の用法よ」
卯月「そげですか・・・。ところで、私チョコレートをお持ちしたのですが」
ホオズキ「えー、今年も!? うれしー!」
卯月「それで、去年は少々ブレイクしましたので・・・・。少し気合を入れようかと」
ホオズキ「えー。何々?」
卯月「では、鍋をセッティング致しますね」
ホオズキ「チョコフォンデュとか?」
卯月(ぐつぐつと煮え立つ鍋を前に)「さあ開け~♪ 地獄の窯よ~♪ 腐ったマグマをさらけ出せ~♪」
ホオズキ(拝啓、昔馴染みへ。お元気ですか? 突然ですが、妹分が突如として黒魔術を始めましたので、今年はもう会えないかもしれません)

南国のバレンタイン
まつり(福岡)「美ー! チョコレートもってきたばい! 食べり?」
結(沖縄)「チョコ味ちんすこうもあるさー」
美(沖縄)(何か顔を青くしてる)
まつり「どうしたと?」
美「他があんなオチだから・・・平和すぎると怖い・・・」
結「失礼なわ!」