三世代ヒロインで次回作について座談会

依子「次回作のヒロインがいらっしゃるそうですよ、KATSUさん、私どもも先輩として、張り切っていかねばなりませんね!」
KATSU「興味ねえな。どうせ次回作も「長いから」って読まれねえんだろ。見えてんだよ」
依子「そんな投げやりな態度ではいけませんよ。可愛かったら、全力で潰す覚悟で臨まねば」
KATSU「そっちかよ!?」
依子「我々歴代ヒロインが積み上げてきた「浮草堂美奈の書く女は萌えない」という定説を覆すようなら、即座に顔面にグーパンですよ」
KATSU「そんなだからそういう定説が出来るんだよ!」
依子「何が悪いんですか! 腐女子なところですか!?」
KATSU「わかってんじゃねえか」
依子「え」
KATSU「わかってんじゃねえか」
依子「二回言わないでください! そちらこそ、顔に傷、二丁拳銃ガンマン、英語スラング! 見事なまでに中二病じゃないですか!」
KATSU「それ、何故かよく間違えられるんだけどな。あたし、二丁使ってねえんだ」
依子「え」
KATSU「同人誌の一冊でクオーターズ・コンバットした時以外な、常に一丁しか使ってねえんだ」
依子「……」
KATSU「そりゃ、あたし身長148センチしかねえからな。常に二丁とか使えるわけねえだろ。反動で吹っ飛ぶだろ」
依子「……読んでないのに「かっちゃん好きー」みたいな」
KATSU「まあ、Whatever(くっだらねえ話)だよ」
依子「そういうところー、中二病ですよねえ? 特別な自分ですかあ?」
KATSU「HA! そもそも関心持たれてねえ女に言われてもどうというこたねえなあ?」
依子「私もご覧になってさえ頂ければ、十分関心持って頂けますしぃ」
KATSU「「ヤバいwwwww」みたいな?」
依子「馬鹿にされてますよね、それ」
KATSU「他に何が?」
 ジャキッ(銃を構える音)
???「えらい遅れてもうたわー。お待たせ」
KATSU・依子「!!!????」
依子「ご、ゴスロリですよ!? ゴスロリのロングスカートタイプですよ!? 黒一色の服と髪に、シルクハットですよ!?」
KATSU「しかも……これやたら年増ってかアラサーにしか見えねえぞ!? しかも関西弁で!? しかも目が瑠璃色の白人!?」
メフィスト「なんや、えらいおもろい顔になってんで。先代さんたち。私はメフィスト・フェレス。上級悪魔にして”鉄の女王”の階級や」
KATSU・依子「中二病全開すぎるーーー!?」
メフィスト「次期の連載は空六六六、読みはくうろくろくろく、全力で悪魔と悪魔憑きのバトルアクションや!」
依子「中二! まさに中二! よく中二の女子がキャラクタープロフィールとか作ってるヤツ!」
KATSU「っていうか、次の連載のタイトルは「攻撃力特化型」じゃなかったのかよ?」
メフィスト「しっくりこんかったから変えた」
KATSU「あっさり!?」
メフィスト「そして次回連載からは、一つの章が完結するごとに、〇話のカウントも止まる形にすんで。ラノベがシリーズ続いてても、1冊で完結してるのと一緒やな」
KATSU「ハードル上げ過ぎじゃね?」
メフィスト「上げたハードルを越えられへんくらいやったら、やめてまえってこっちゃな」
依子「超絶スパルタな方針をありがとうございます……まあ、安心しましたよね」
KATSU「(舌打ち)まあな……」
メフィスト「なんのこっちゃ?」
依子「僭越ながら……胸のサイズは……」
メフィスト「Aカップやけど」
依子「ふっ……浮草堂美奈のヒロイン、貧乳伝説は守られましたね」
KATSU「これだけはな、譲れないところだからな」
依子「まあ、私どもはAありますけどね」
KATSU「AAだからなんだって? あ? お前やっぱり表に出ろ?」
メフィスト「あー、なんかごめんな?」
KATSU・依子「?」
メフィスト「私、ヒロインちゃうねん」
???「お待たせしましタ! 空六六六ヒロイン、ユキ・クリコワちゃんだヨー! よろしくお願いしマース!」
KATSU・依子「銀髪アルビノロシア娘ーーー!?」
ユキ「正確にはロシアと日本のハーフだヨ! とれとれぴちぴちかに道楽ーな十六歳デース!」
依子「あの……胸のサイズは……?」
ユキ「ウー、日本のサイズだとGだヨ!」
KATSU・依子「……地獄」
ユキ「ブラジャーが高いからスポブラばっかりだヨー。浮草堂言ってたネー、「貧乳飽きたわ。おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいデカいヤバい」って」
KATSU・依子「飽きたわって……」
ユキ「おにき迫る顔になってるネー、どうしたノ?」
メフィスト「鬼気迫るな」
ユキ「日本語難しいヨー」
KATSU「それでカタコトなのかよ……」
依子「ま、待ってください! 紅玉の時は「あるよ」とかを「アルヨ」に本当はしたかったけど、変換が面倒だったからひらがなで「そうするよろし」とか言わせてましたよね!」
ユキ「頑張るって言ってたヨ! ダイジョウブ!」
依子「なんたる脳筋……」
ユキ「すべての問題は! 筋肉・解決! だヨ!」
KATSU「ひょっとしてだけどさ……こいつ……バカなんじゃ……」
ユキ「よく言われるケド、別に困ってないヨ!」
KATSU「本人は困らねえんだよ! 周りが困るんだよ!」
依子「さ、流石同一肉体にバカを宿している方……。しかし……今回のヒロインも……潰すまでもなく……萌えないヒロイン……こんなことで浮草堂美奈は大丈夫なのでしょうか……逆に心配になってきました……どこに需要があるのでしょうか……」
???「案じる事はありません……」
依子「あ、貴女は……!」
KATSU「初作品ということで、400部も刷った360pの同人誌がいまだに在庫がどっさりある……」
メフィスト「無料配布なのに、分厚いからいらないといわれる、「心霊よろずや」の」
ユキ「浮草堂美奈作品初代ヒロイン……」
全員「道成寺メノウ!」
メノウ「自虐に満ちた紹介をありがとうございました。こんばんは、心霊よろずやです」
全員「出た! 決め台詞!」
メノウ「このなんの変哲もない挨拶が決め台詞というのも……。私としては「夫殿ー!」を推したいところですが。それはともかく、心得違いを指摘しましょう……。我々浮草堂ヒロインには、萌えなど求められていないのです」
全員「何っ!?」
メノウ「我々に求められているのは……、タフで、頑丈で、誰も守ってやらなくても大丈夫そうな……メスゴリラ性です!」
全員「メスゴリラ!?」
メノウ「そうです。必要なのはメスゴリラ性。アマゾンの真ん中にヘリから落としても、自力で何とかしそうな無限のメスゴリラ性なのです」
依子「は……激しく納得するところがあります……」
メノウ「ところで皆さん、私の容姿に何かお気づきのところは?」
KATSU「えーと」
依子「その……」
ユキ「老けてますネ!」
メフィスト「ちょっユキ!」
メノウ「ふっその通りです。この度の道成寺メノウは、三十路、アラフォーバージョンでお送りしております」
ユキ「そ、それはまさカ……」
メノウ「その通りです。次回の更新は、「心霊よろずや+」同人誌から15年後の心霊よろずやの短編をお送りします。無論、本編をご覧にならずとも大丈夫です。なんせこちらには晴明という客寄せパンダがおりますからね、強気でいきますよ」
依子「客寄せパンダ言っちゃった!?」
メノウ「利用できるものはなんでも利用! それが浮草堂ヒロイン! それでは皆様、女性キャラ一同、気合いを入れましょう!」
全員「筋肉・ファイオー!」
(解散後)
メフィスト「納、もう入って来てもええで」
納「失礼します……。次回の連載、空六六六の主人公、七竈納(ななかまど おさむ)です。よろしくお願いします……(一礼)。メフィスト、僕、あんまりやっていける自信が無いんだけど」
メフィスト「大丈夫や、浮草堂美奈の定番は、「男が真のヒロイン枠」やから」
納「それは普通に嫌だな! ええと、では、空六六六、よろしくお願いします」
メフィスト「それはもう言うたで」
納「あ……」
メフィスト「どうしよう、とか真剣に考えんでええねん。さあて、いっちょかましたろかい!」
納「誠心誠意、頑張ります」(礼)
メフィスト「ああー、もう、固すぎるねんてー」